金銭に関しては、親子の間柄でも他人のように水臭くなるのが人の常であるということ。また、親子であっても、金銭に関しては他人と同様にきちんとけじめをつけなくてはいけないの意もある。
(創拓社『文芸作品例解 故事ことわざ活用辞典』より引用)
そりゃまぁそうなんだけど…。なんだか薄ら寒くなる話だなぁ…。ははは…。
いやいや、ストレートでいいじゃないですか。
ビジネスの世界はもちろんのこと、人生全体を通しても大いに頷ける教訓ですよ。
お金が絡むと人間関係も途端に難しくなるからねぇ。例えば友達に1000円を貸したとして、その友達にお金を返す気配が一向になかったら、あなたはどう思うかしら?
多分忘れてるんだろうと思いますけど…。そういうとき「お金返して」って言い出すの、すごく気まずいんですよね~。1000円程度でいちいち催促するみみっちい奴、なんて思われるのも嫌だし、でもお金は返して欲しいし…。なんだかギクシャクしちゃいます~。
たとえ友達同士の些細な金額だとしても、貸した身としてはお金を返さない人への不信感が募りますよね。 お金のことで友達関係にヒビが入るのは嫌でしょう?
でもお金にはそれをさせるだけの魔力がある。お金が原因で人間関係が壊れることはままあることですからね。
社会人の先輩としても人生の先輩としても、お金にけじめをつけるよう心がけて欲しいと思います。
確かに…。お金で友達との人間関係が壊れちゃうのは嫌だよなぁ。
これは会社やお客様とのつき合い方にも言えることです。
お金を払う側の立場だからといって理不尽な値下げを強要したり、なかなか代金を支払わなかったりしては、貰う側からの信用がなくなってしまいます。払う方もきれいに払う。お金をきれいに扱うことは信用を得るための第1条件です。
お金は信頼関係を壊す魔力を持っています。だからこそ相手に誤解を与えないように、お金に対してだらしなくならないようにしてくださいね。
今回のまとめ!!
社会人はお金と仕事にシビアでないとね!
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