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小言社長のビジネスウォッチング 第10回

安値競争激化

(2007/09/28 up)

 そういえば先日、とうとうコンビニにまで安値競争の波が…というニュースを見ましたよ。スーパーと違ってコンビニは安値競争にさらされない分野だと言われてきましたが、いよいよ飽和状態になってきたということでしょうか?

 そのようですね。

 いくつものコンビニが、並ぶように店を開いている光景が珍しくなくなりました。

 故にその中で値段の競争が始まってしまうのは、商売の世界では必然ではないでしょうか。

 買う方の立場から見れば安値競争はありがたいことなのですが、ビジネスマンの立場、企業の立場で見ればそれはつらい消耗戦に入ることを意味するわけですから、何とも複雑な心境にならざるを得ません。

 最近ではヤマダ電機、コジマ、ヨドバシカメラなど家電量販店の安値競争が凄まじいようですね。

 外食産業もしかり。一昔前ならスーツの激安というものもありました。

 一方ではブランド商品が好調のようで、2極化現象と言われていますが、その差があまりにも大きく戸惑うばかりです。

 私たち商社も当然値段競争は避けて通れないのですが、値段を下げるイコール利益が減るということですから、安値競争にどこかで歯止めをかけないと、いつかは逆ざやになって赤字の商売になってしまいますよね。ああ、恐ろしい…。

 安値競争は殴り合いの喧嘩みたいなものですよね。相手が倒れて意識を失うまでその戦いは終わりません。安値競争の行き着く先はタダです。

 そうなると料金ゼロでも儲かるようなビジネス・モデルがない限り、遅かれ早かれいつかは破綻してしまいます。ですから、安値競争からの脱出はいつも考えておかなければならないのです。

 しかしそうは言っても、すぐブランド商品のような高級路線に転向できるかというと、それはそれでブランドイメージを作り上げる歴史とその努力は並々ならぬものがあるはずですから、おいそれとすぐ真似できるはずもありません。頭の痛い問題ですね。

 全くです。「安値競争からの脱出」と言葉で言うのは簡単ですが、いざ何ができるかと考えると行き詰ってしまいます…。

 時代は少子化であると叫ばれるようになって久しいですが、少子化イコール売れる物の量が減るということです。そうなるとますます商売のパイは小さくなりますから、さらに安値競争が加速する要件は揃っています。

 そこで安値競争に流されないようにするためには、安いだけでなく何か魅力があるから買ってもらう、そんな商品を作っていかなくてはなりません。ではその「何か」とは具体的に何か? サービスでしょうか? それとも商品自体の付加価値? …どうも曖昧な価値観に終始してしまいますね。

 それでも考えなくてはいけません。とにかく、うんうん唸って考えに考えるしかないのだと思います。

 小言社長でさえ「考えに考えるしかない」と言われるのでは、私たちもさらに知恵を絞りに絞るしかないということですね。

 今までは豊かになれば幸せになれると、みんなが頑張って商売をしてきた結果が大きな成果となりました。

 例えば、戦後経済成長を遂げる中で「テレビ・冷蔵庫・洗濯機」は3種の神器と言われるぐらいの人気でしたが、今そんな風に言われるほど欲しいものはありますかね?

 う〜ん、欲しいものはありますけど、別にそれがなくても日常の生活に困ることはないですねぇ…。

 そうですよね。『アメリカを抜いて世界一の経済大国も間近』と言われた時代があったほど、過去に成長を極めて豊かさを実現してしまった日本です。その後の商売は、それはそれは難しいものになるでしょう。

 しかしこれは、アメリカやイギリスといった先進国がいずれも通ってきた道なのだと思います。

 他国の真似をすれば必ずしも上手くいくというものでもないでしょうから、やはりうんうん唸って独自の魅力ある商売を創造していくしかありませんね。

 わかりました…。考えに考えるっていったら、やはり夜も眠れないぐらいですかね? そんなに考えたことがないので少し頭が錆びつき気味かもしれませんが、うんうん唸って想像力を働かせてみます。それが創造力を生み出すということですね。じゃあ早速今晩から…。

 ははは。

 まぁ普段の仕事も大事ですからね、ほどほどに始めてみてください。

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