ビジネスマナーからお悩み相談まで! デジセン商事.comは社会人の皆様を応援するコンテンツを配信中です!

小言社長のビジネスウォッチング 第2回

バブル再来?

(2007/06/29 up)

 最近では企業収益も上がり、地価も高騰し始めているということで「バブル再来?」なんてマスコミでも言われるようになってきましたが…。
 でも私はバブル時代のビジネス界を知らないので、「バブル再来」と言われても今いちピンとこないんですよね…。

 そうですよねぇ、バブルといったら20年ぐらい前…。

 あなたはまだ小学生くらいでしたか?

 それなら知るはずもありませんよね。

 どうですか? 社長は今、バブル再来であると感じていますか?

 最近、私の住んでいるマンションを売らないか? という案内がよく来ます。

「買った値段より高く買います」なんて言われると20年前のバブル期を思い出しますねぇ。

 へ〜、すごいですねぇ。買った値段より高く売れるなんて。

 いやいやそうは言っても、今住んでいるマンションを売って新しいマンションを買うなら、当然現状と同じような設備、交通の利便性の物件を買いますよね。

 そうなったら、新しく買うマンションだって当然それなり、今なりの地価を反映した値段になるわけですよ?

 あ、なるほど…。たとえマンションを高く売ったとしても、新しく買うマンションも高いんじゃ差し引きゼロ、損得なしになっちゃいますねぇ。

 20年前のバブル期は、自分の住んでいる家・マンションの値段がどんどん高騰していました。

 ゴルフの会員権も、持っていればどんどん相場が上がっていく。それらを買ったときよりも値段が上がった時点で売ってしまえば、すごい儲けになったんですよ。

 でも、住むところがなければ困ってしまいますし、会員権もなければメンバーとしてゴルフができなくなってしまいます。

 それじゃあバブル期だって、自分のものを売って、それに代わるものを買っていたんじゃあんまり得にならない…。実際の生活や貯金額に大きな変化はなかったということですか?

 まぁ、売ったり買ったりしなければ別段大きな変化はなかったと思いますよ。

 ところが、物の値段が一本調子で上がるということは、借金してでも物を買った方が将来的に得をする、という理屈になります。そこで、借金して物を買った。が、その途端バブルがはじけて地価や物の値段が下がってしまった。

 このメカニズムでバブル負の遺産が生じたのです。

 社長はどうだったんですか? バブルに振り回されちゃったクチですか?

 私はバブル期にも何もしていませんでした。何もできなかったという表現が正解でしょうか。

 私はそのとき、あり余るほどのお金を持っていたわけでもないですし、もともと相場師的な才覚がありませんでしたからね。

 20年前のバブル期には、お金を運用して儲けられない経営者は無能だと、ほとんどの経済評論家は言っていました。

 それじゃあ社長も無能と…あっ…失礼しました…。

 いやぁ、その通りです。

 でもいざバブルがはじけたら、手のひらを返したように、バブル負の遺産を背負い込んだ経営者は社長失格であると非難されていましたからね。

 経営者への評価というものは、時代時代によって変わってしまう、違ってしまうものなのだということを学びました。

 今名経営者であると言われていても、将来無能経営者だと言われることがあるということですね?

 そう、その可能性があるということです。

 会社経営というものは生きていますから、常に変化し続けています。

 これが、過去を評価する難しさかもしれませんね。

トップページへこのページのトップへ

生かせビジネス格言小言社長の世の中ウォッチング小言社長の今昔物語

最新の記事

商品紹介

.