ビジネスマナーからお悩み相談まで! デジセン商事.comは社会人の皆様を応援するコンテンツを配信中です!
デジセン商事.com若手社員お悩み相談所第32回:『私は言いました。』

若手社員お悩み相談所 第32回

『私は言いました。』

 事故や問題が起きた時に、『何でひとこと言ってくれなかったんだ』と問い詰めると、『私は言いました』と反論されることがあります。

 こんなケースの時は確かに社員は私に、私が言ってほしかったことを言っているのです。

 私の記憶力が悪いのか、かなりボケがきてしまったのか。多少はあると思いますが、まだそこそこ使えるレベルであると思っています。

 それではなぜこんなことが起こるのか?私が社員の報告や話を完璧に聞き漏らさず記憶しているということはまずありません。

 

 自慢するものでもありませんが、そこまでやれているとは思えません。

 ところが、社員の方は一回私に報告すればそれで役目は終了、よしとしているのですね。

 気持ちは分かるのですが、たくさんの社員の報告、中にはかなり報告自体が長いものもあり、愚痴を言わせてもらえればそんな時に限って私の集中力が切れた頃肝心の話をしているのではないかと思わず勘繰ってしまいたくなります。

 報告を聞いている時に、他の案件を考えていて上の空の時もあります。

 それは勿論私が悪いのですが、そういう時ってやはり出てきてしまうのですね。私はお客様と話をする時、お客様が本当に私の話を聞いてくれているか表情を窺いながら話しています。

 これはちょっと怪しいなと思った時は、表現を変えてもう一度ちゃんと聞いてもらえているかどうかチェックします。

         

 書面を取り交わしているのであればいいのですが、会話というものは消滅してしまいます。

 あとで『言った、言わない』ということになってしまうことは目に見えています。

 気になることは、報告する相手、話し相手の表情を見ていないような気がするのです。

 相手がちゃんと聞いてくれていなければ、自分は話していないのと同じことだという感覚に乏しいのだと思います。

 一度話してそれで完璧に相手が理解記憶してくれれば、こんなに良いことはありません。

 しかし、現実ではなかなかそうはいかないことの方が多いはずです。

『私は言いました』というのはその通りなのですが、何か『私にはもう責任がない』と言っているような気がします。

『申し上げたつもりですが、大変申し訳ありませんでした』という言い方もあります。

『ちゃんと聞いてろよ』という腹の気持ちを抑えることも大事でしょう。

 何よりその謙虚さというものが、後の仕事をスムーズに運ぶのではないかと思います。

バックナンバートップページへこのページのトップへ

最新の記事

商品紹介

.