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デジセン商事.com若手社員お悩み相談所第25回:「受注しなければ現場も営業もハッピー!? 2」

若手社員お悩み相談所 第25回

受注しなければ現場も営業もハッピー!? 2

受注しなければ現場も営業もハッピー!? 2

 前回は、営業が現場に文句を言われたくないがあまり、お客様からの仕事を断っちゃった…というお話でした。

 営業はあっちこっちで頭を下げないといけない辛い仕事なわけですが、お客様から明らかにきつい納期の仕事を「頼むよ」と言われたとき、即座に「そんなの無理です」とは言えないだろう僕はどうすればいいでしょう。とりあえず「会社に戻って相談してきます」って言うのはダメですか?

 気持ちはわかります。

 でも、それはもうすでに逃げていますよね。

 翌日「やはりその納期では無理です」と電話でボソボソつぶやくのが関の山なのではないですか。

 う〜…。だって、面と向かってお客様に断るのは嫌なんですも〜ん…。

 電話で断りを言うなどという行為は、逃げの姿勢にしか見えません。みっともないですよ?

 お客様だって、そんな営業はまともに相手にしてくれないはずです。

 あとで「できない」と断るつもりなら、そのときお客様と自分の考えをすり合わせるべきです。

 そうは言っても「過程はいいんだ。とにかく間に合わせてくれりゃいい」と、聞く耳を持たないお客様もいますけど…。

 いますね。まぁ、そういうお客様の場合は運が悪かったと思って諦めるしかないですねぇ。でも、たいがいのお客様は渋々でも話を聞いてくれますよ。正直に客観的事実を話すから、お客様も妥協案を出してくれたりするのです。

 お客様だからといって、ご無理ごもっともで盲従するだけでは、自社の現場にすべて皺寄せを持っていってしまう結果になります。

 結局、お客様にいい顔をしてしまうと、自社の現場に戻って「何とか頼みます。客がうるさいんです」なんて言って土下座するようなことになるのですから。

 件の営業さんは、「お前の仕事ばかりやってるわけじゃねえんだよ」とか「みんなヘトヘトなんだ。少しは考えて仕事持ってこい」なんて、現場の先輩に言われていたそうです。

「やってもらわなければ困ります。大事なお客様なんです」「やらないと売上が上がりませんよ。やるしかないじゃないですか」

…セリフは色々あると思いますが、いくら現場の先輩といっても、言われっ放しはいけません。

 仕事があるということは、大変ありがたいことなのです。仕事があるから忙しい思いがあるのです。ときには無理をして仕事をしないと、売上なんて伸びるはずがないのです。

 それは理解しているつもりなんですけどね〜…。ついつい仲間から、お客様から、露骨に嫌な顔をされることを考えちゃうんです。

 そうは言っても、無理するところは無理して仕事をしてもらわないと。

 売上が上がらなければ、ボーナスどころか給料も払えなくなってしまいますよ。

 給料も!? そんなぁ、脅かさないでくださいよぉ〜!

 脅かしではありません。給料もボーナスも『ちゃんと出るのが当たり前』となると、「無理して仕事をしなくてもいいんだ」ということになってしまうのです。

 仕事というものは山谷があります。忙しいときも、大して忙しくないときもあります。年中忙しいというのは、それは物理的に会社の規模からしてキャパ・オーバーということですから、これは別問題です。

 忙しいときは、無理してでもこなすということが徹底されないと、会社というものは生きていけないのです。

 何だか、小言社長がどんどん興奮してきたんですけど…。

 おっと、すいません。

 ついつい経営者としての願望が堰を切ったように出てしまいました。

 現場も営業も取引先も、みんなが年中笑顔でいられるような楽チンな仕事もあるのかもしれませんが、普通仕事といえば綱渡りするようなギリギリの状態で仕事をするときがないと、利益というものはなかなか出ないものだと思います。

 楽をしようというつもりもなかったのですが、知らず知らずのうちに楽な方向に走ってしまう…ってことですかね?

 まぁそれは仕方のないことです。人間、『楽な方に進みたい』と思うのは自然なことですからね。

 ただ、それが『色々工夫して楽を獲得する』という方向に行けばいいのですが、『仕事を断って仕事の絶対量を減らす』という方向に行ってしまうのでは、最悪の結果を招くことになってしまいます。

 経営者としては、その点はいつも気がかりで目を離せません。

 小言社長にばかり目を光らせてもらっては申し訳ないですから、私も注意いたします。

 よろしくお願いいたします。

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