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獅子の子落とし

自分の子供に厳しい試練を与えて、立派な人間に育て上げることのたとえ。

(創拓社『文芸作品例解 故事ことわざ活用辞典』より引用)

獅子の子落とし

「可愛い子には旅をさせよ」とも言いますよね。

 私は部下を教育するとき、この言葉を自分に命じるようにしています。

 やはり何事も自分で経験してみないことには、真の理解はないと思うからです。

 そうですよねぇ…。できないこと、経験のないことをやらせようってんだから、当然失敗のリスクも負わなくちゃいけない。でも、それを恐れて過保護に手を出してたんじゃ、いつまでたってもその子はひとり立ちできないし…。

 かといってあんまり手を出さないで、結果どでかいミスを出せば、それがそのまま会社の損失になるわけだからなぁ…。難しいよ。

 ほほう…先輩上司特有の悩みですねぇ…! なんかかっこいい…!

 あんたはのんきねぇ…。あんただっていつか後輩や部下のことで頭を悩ませる日が来るのよ? …ああでも、人に教えることができるくらい仕事を覚えられたらの話だから、あんたには関係ないかもね〜?

 い、痛いところを…! そんなことを言うなら、もっと仕事を私1人に任せてくださいよ〜!

 まぁね、ある程度ヒーヒー言うくらいの、でも会社に大きな損失を与えないくらいギリギリのところで任せていくわよ。このバランスがまた難しいのよ!

 やらせなくちゃ育たないけど、取り返しのつかないことにならないよう目は離しちゃいけない。だけど、手はギリギリまで出さないようにしないと、任せている意味がない…。放置しているように見えても、こっちはこっちで結構大変なんだから!

 そっか。仕事を任されたときは不安とプレッシャーでドキドキしながら、「仕事って大変だー!」なんて思ってたけど、それを任せた方はもっとハラハラドキドキしてたんですね〜。

 そうそう。だけど、最近はこの「任せた」をはき違えて「部下に任せたのだから、私には責任がない」なんてカン違いしている困った先輩や上司もいるから気をつけろよ。しらばっくれさせないためには、自分からどんどん報告することが大事だぞ。

 そうです。任せてくれた人の不安を取り除くためにも、それに先輩や上司に責任を放棄させないための予防線としても、こまめな報告は有効ですよ。

 新入社員の皆さんの場合は、まだ目の前の仕事を片づけることで精一杯かもしれませんが、いつかその経験を自分の後輩や部下にもさせて、そして育てなくてはならない日が来ます。そのときにこの格言を思い出してください。

 目配りは忘れずに、けれど根気よく我慢する。我慢強い、根気強い教育が根づいている会社はいい会社です。そんな教育ができるような社員になったときこそ、教えてくれた先輩や上司から一人前だと認められる日なのかもしれませんね。

今回のまとめ!!

仕事は、任せられた方も
任せた方も大変なもの。
根気強く、我慢強く片づけていきましょう!

今回のまとめ!!

世界のことわざ 「獅子の子落とし」

  • 家から出ぬ子どもは愚か者である(アイスランド)
  • むちを惜しめば子は伸びぬ(イギリス)

(大修館書店『世界ことわざ大事典』より引用)

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